公益財団法人 中村元東方研究所

ニュースリリース

2017年4月27日 第3回中村元東方学術賞奨励賞 推薦書フォーム(H29)
2017年4月27日 第27回中村元東方学術賞 推薦書フォーム(H29)
2016年5月18日 平成28年度中村元東方学術奨励賞推薦書フォーム
2016年5月3日 中村元東方学術賞推薦フォーム(H28)
2016年4月28日 髙松 仏教文化講演会
2015年11月4日 第16回東方学院・酬仏恩講合同講演会開催のご案内
2015年3月16日 平成27年度 鶴岡文庫・東方学院共催講座 「東洋思想から共生を考える」 ご案内 平成27年度 鶴岡文庫・東方学院共催講座 「東洋思想から共生を考える」 ご案内
2014年3月31日 前田理事長がインド共和国勲章「パドマ・シュリー」を受章。4月26日の式典に出席いたします。
2013年12月10日 H26年度アジア諸国研究・調査助成のお知らせ・申請書(所定の書式)
2013年8月20日 第64会日本印度学仏教学会の開催について 第64会日本印度学仏教学会の開催について
2012年11月1日 第13回 東方学院・酬仏恩講合同講演会 第13回 東方学院・酬仏恩講合同講演会
2012年10月1日 中村元博士生誕100年記念ブックフェア 中村元博士生誕100年記念ブックフェア
2012年4月1日 中村元博士生誕100年記念事業 中村元博士生誕100年記念事業
2011年11月16日 第12回 東方学院・酬仏恩講 合同講演会
2011年9月30日 第21回中村元東方学術賞 第21回中村元東方学術賞 報道資料
2011年7月5日 東方学院仏教彫刻・宗教画講座第10回研究会員作品展 オープニングセレモニーの情報を追加
2011年7月5日 2011年神儒仏合同講演会「災害と企業倫理」
2011年4月5日 東方学院 2011年度研究会員(受講生)の募集受付開始
2010年11月8日 酬仏恩講
2010年10月1日 第20回中村元東方学術賞
2010年9月10日 ナマステインディア
2010年7月1日 神儒仏シンポジウム
2010年5月11日 安来清水寺仏教文化講座
2010年2月15日 西村研究員の日本学術振興会賞・日本学士院学術奨励賞の受賞
2010年2月1日 東方学院のご案内
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クリッピングリポート

2017年4月25日 山陰中央新報連載「中村元慈しみの心」No470~481
山陰中央新報
2017年4月11日 山陰中央新報連載「中村元慈しみの心」No458~469
山陰中央新報
2017年4月10日 山陰中央新報連載「中村元慈しみの心」No.446~457
山陰中央新報
2017年2月22日 山陰中央新報連載「中村元慈しみの心」No434~445
山陰中央新報
2017年2月21日 山陰中央新報連載「中村元慈しみの心」No422~433
山陰中央新報
2017年2月1日 山陰中央新報連載「中村元慈しみの心」No414~421
山陰中央新報
2017年1月31日 山陰中央新報連載「中村元慈しみの心」No.402~413
山陰中央新報
2017年1月10日 山陰中央新報連載「中村元慈しみの心」No.394~401
山陰中央新報
2017年1月5日 山陰中央新報連載「中村元慈しみの心」No.382~393
山陰中央新報
2016年12月8日 山陰中央新報連載「中村元慈しみの心」No.362~373
山陰中央新報
2016年12月8日 山陰中央新報連載「中村元慈しみの心」No.374~381
山陰中央新報
2016年11月22日 山陰中央新報連載「中村元 慈しみの心」No.349-360
山陰中央新報
2016年11月16日 山陰中央新報連載「中村元 慈しみの心」No.329-339
山陰中央新報
2016年10月24日 山陰中央新報連載「中村元 慈しみの心」No.341-347
山陰中央新報
2016年10月20日 第26回中村元東方学術賞授賞式 和田壽弘名大教授に贈呈
週刊仏教タイムス
2016年10月12日 山陰中央新報連載「中村元 慈しみの心」(No.321~328)
山陰中央新報
2016年10月11日 山陰中央新報連載「中村元 慈しみの心」(No.309~320)
山陰中央新報
2016年9月28日 山陰中央新報連載「中村元 慈しみの心」(No.297-308)
山陰中央新報
2016年9月27日 山陰中央新報連載「中村元 慈しみの心」(No.289-296)
山陰中央新報
2016年9月7日 山陰中央新報連載「中村元 慈しみの心」(No.281-288)
山陰中央新報
2016年9月6日 山陰中央新報連載「中村元 慈しみの心」(No.269-280)
山陰中央新報
2016年8月30日 山陰中央新報連載「中村元 慈しみの心」(No.261-268)
山陰中央新報
2016年7月31日 山陰中央新報連載「中村元 慈しみの心」(No.253-260)
山陰中央新報
2016年7月17日 山陰中央新報連載「中村元 慈しみの心」(No.245-252)
山陰中央新報
2016年7月12日 山陰中央新報連載「中村元 慈しみの心」(No.237-244)
山陰中央新報
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東方だよりなど - 定期刊行物のご案内

東方だより

東方だよりでは、当研究所の活動報告をはじめ、学院を受講されている研究会員や研究員の声などをご紹介しております(年2回発行予定)。
 本誌は事務局にて無料配布しております。郵送をご希望の場合は、送料実費にて承りますので、返信用の80円切手を同封の上、住所・氏名・連絡先及び「東方だより送付希望」の旨ご記入の上、事務局宛にご請求下さい。
〒101-0021 東京都千代田区外神田2-17-2
中村元東方研究所 「東方だより」係
TEL:03(3251)4081 FAX:03(3251)4082
※お預かりした個人情報は、厳正な管理の下、当該目的にのみ使用いたします。

機関誌「東方」

当研究所では、研究員らの研究成果を発表する場として、年に1回機関誌「東方」を発行しており、例年東洋思想に関わる意欲的な論考が、厳正な学術的な査読を経て掲載されています。論考投稿は、研究員と講読会員(維持、賛助、普通会員)に開かれております。
機関誌「東方」は、当研究所の講読会員および、全国ならびに海外の大学図書館などの学術機関に送られます。購読についてのお問い合わせ、お申込みは事務局までお問い合わせ下さい。
※バックナンバーは、在庫のあるものに限り講読会員(※維持、賛助、普通会員)にお頒けしております。ご希望の方は、講読会員お申込みをお願いいたします。詳しくは事務局までお問い合わせください。

これまでのイベント、行事  東方学院中部校主催公開講座(中村元インド哲学カフェ)報告


2017年2月26日(日)に、東別院会館(名古屋市)において「ブッダの入滅と仏塔信仰:仏典と造形から読み解く」が開催されました。
 
服部育郎講師(東方学院講師)は、原始仏典にみるブッダの入滅について、パーリ語で書かれた『大般涅槃経』に基づき解説しました。1. ゴータマ・ブッダは死に際して、いかなるメッセージを残したのか。2. 弟子たちは、師匠であるゴータマ・ブッダがいなくなった事実をいかに受け止めようとしたのか。3. ゴータマ・ブッダの亡き後、人々はいかに拠り所を見出していったのか。
 
佐久間留理子講師(東方学院講師)は、仏塔の象徴性とその思想的・宗教的背景について解説しました。1.サーンチーの仏塔(インド・マディヤプラデーシュ)におけるブッダの象徴的表現と身体を残さない完全なる悟りの境地、2. 仏塔の半円球の形と宇宙卵、3. アジャンター石窟の仏塔(後期窟)と大乗経典(『法華経』第11章「見宝塔品」、第16章「如来寿量品」に説かれる永遠なる仏)、4. スヴァヤンブー(ネパール・カトマンズ)における立体マンダラとしての仏塔。

講座後のカフェタイムにおいて、活発な質疑応答がありました。

(文責:専任研究員・佐久間留理子)



 

 
 
Report on the Extension Lecture (The Nakamura Hajime Indian Philosophy Cafe), Sponsored by the Eastern Academy (Chubu Branch)

     The extension lecture titled “The Death of Buddha and Worship of Stupa (Pagoda)” was held at the Higashi-Betsuin Hall (Nagoya City) on February 26, 2017.
     Dr. Ikuro Hattori (lecturer at the Eastern Academy and fellow of the Nakamura Hajime Eastern Institute) reported on the death of Buddha as depicted in the early Buddhist scriptures, based on the Mahaparinibbana-suttanta, covering the following points: 1. The messages left by Gotama (Gautama) Buddha when he passed away; 2. how his disciples understood the fact of Buddha’s death; 3. how his disciples and laymen found refuge in his place after his death
     Dr. Ruriko Sakuma (lecturer at the Eastern Academy and fellow of the Nakamura Hajime Eastern Institute) reported on the symbolism of stupas and its ideological and religious backgrounds, as follows; 1. The symbolical expression of Buddha in the Sanchi Stupa (Madhya Pradesh, India) and the state of the perfect enlightenment in which the physical body does not remain; 2. a hemisphere of a stupa and the cosmological egg; 3. stupas as depicted in the later Ajanta caves and the Mahayana Buddhist scriptures (the eternal Buddha described in chapters 11 and 16 of the Saddharmapundarika-sutra); 4. A stupa as a three-dimensional mandala located at Svayambhu (Kathmandu, Nepal).
     The lecture was followed by a question and answer session.

(Dr. Ruriko Sakuma is responsible for this report)

これまでのイベント、行事  東方学院中部校主催公開講座報告


 1876年、南條(1849-1927)は笠原研壽(1851-1883)とともに、梵語(サンスクリット語)研究のために英国に留学し(真宗大谷派本願寺第22世大谷現如により派遣)、1879年にオックスフォードでマックス・ミュッラー博士に師事しました。ミュッラー博士の指導は非常に厳しかったそうですが、それは学問的な向上のためであることを南條にわざわざ手紙で書いたという逸話が残っています。そのような指導の甲斐あって南條の学力は伸び、1883年に『大明三蔵聖教目録』(通称「Nanjio-Catalogue」)を出版し、翌年にオックスフォード大学より修士号を取得し帰国を果たしました。その後東京帝国大学文科大学で梵語学の嘱託講師に着任し、1888年(明治21年)に文学博士となりました。1901年に真宗大学(現・大谷大学)教授に、1906年に帝国学士院(現・日本学士院)会員に着任するなど、教育者として後進の指導にあたるとともに学会の重責を担いました。
 
 明治時代の英国留学は、現代と比較にならないほど大変ではなかったか、おそらく南條は決死の覚悟で留学したのでは、と和田先生は感想を述べました。因みにご自身はインド・プーナ大学に留学する際、博士の学位を取得するまでは、特別の理由が無い限り帰国しないと決意したそうです。いずれにせよ、明治の偉人は、現代のわれわれとは比較にならない程、初志を貫徹する意思が強かったと想像されます。
 フリートークの時間では、南條の業績に『般若心経』や『仏頂尊勝陀羅尼』の梵語テキスト校訂本といった浄土真宗では唱えられないものが含まれるが、帰国後、それは南條を派遣した宗門側で問題にならなかったのか、という質問がありました。これに対して、両経はいずれも学問的に仏教を研究する上で重要であり、南條のみならず派遣した側も十分それを承知していたのではないか、という返答がありました。(文責:専任研究員 佐久間留理子
 平成27年10月4日(日)に、東別院会館(名古屋市内)において「日本初の文学博士・梵語学者 南條文雄」と題し、ゲスト講師に南條(岐阜県大垣市出身)と同郷の和田壽弘先生(名古屋大学教授・インド哲学)をお迎えして中部校主催公開講座が開催されました。概要は以下の通りです。

これまでのイベント、行事  中村元インド哲学カフェ報告(関西地区東洋思想研究部会) 

第11回中村元インド哲学カフェ「ヨーガの世界〜理論と実践〜」が、2014年 7月13日に、大谷大学で開催されました。今回の概要は次の通りです。
1 茨田道俊専任研究員
『テーラガーター』や『スッタニパータ』といった初期仏教経典に基づき、禅定、三昧、止観等の瞑想に関する術語について解説しました。
2 戸田惺山様(京都・大徳寺塔頭大慈院副住職)
臨済宗の見地から、ご自身の坐禅体験や人生哲学を述べられた後、参加者に坐禅指導をして頂きました。(写真参照)
3 佐藤宏宗専任研究員
「ヨーガ」の語源的な意味について言及し、また古典ヨーガの根本原理を述べた『ヨーガスートラ』に従って、心を制御し、鎮める方法について解説しました。
4 佐久間留理子専任研究員
釈迦牟尼が煩悩の象徴である悪魔(マーラ)とその軍勢を降す仏伝の場面を説明し、またそれらを描いた図像を示しました。さらに釈迦は、彼の生涯にわたりヨーガによってマーラを常に抑えたと述べました。
今回の講座には、坐禅の経験者のみならず、初心者の方々も参加され、ヨーガをテーマとして楽しいひと時を共に過ごすことができました。(文責:佐久間留理子)
A Report on the Nakamura Hajime Indian Philosophy Café (the meeting for the study in Eastern thought organized by research fellows in the Kansai area, the Nakamura Hajime Eastern Institute)

The 11th Nakamura Hajime Indian Philosophy Café, titled “The World of Yoga: Theory and Practice” was held at Otani University on July 13, 2014.  Presently, the outline of the lecture is as follows:
   1 Mr. Michitoshi Manda (research fellow)
   He explained the terms relating to meditation such as Dhyana, Samadhi, Samatha, and Vipassana, based on scriptures in early Buddhism, the Theragatha and Suttanipata.
   2 Ven. Seizan Toda (vice priest of the Daijiin, a minor temple in the Daitokuji temple, Kyoto)
   From the perspective of the Rinzai sect of Zen Buddhism, he talked about his experience of meditation and philosophy of life.  Subsequently, the participants practiced Zen meditation under his guidance. (See photos)
3 Dr. Koju Sato (research fellow)
   He referred to the etymological meaning of the word, Yoga, and explained the methods for controlling and calming the mind according to the Yogasutra, which relates basic principles of the classical yoga.
  4 Dr. Ruriko Sakuma (research fellow)
   She discussed a scene wherein Shakya Muni defeated mara (a demon), which is a symbol of worldly passions, and his army in Buddhist narrative stories, and showed Buddhist images that depict them.  Further, she mentioned that Shakya Muni continually suppressed mara by practicing yoga throughout his lifetime.
   Novices of Zen meditation as well as those who already practice it attended this extension lecture.  All of us were able to enjoy it together due to the theme of yoga.
   (Dr. Ruriko Sakuma is responsible for this report.)